2006/04/12

プール日和

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高圧電線 セミの声           G B7
二人乗りの自転車              Em C
君とプールへ急いだ午後     C G
風もなく蒸し暑い              Am7 D7

どうしてふだんはさらさぬ肌を
ここぞとばかりにさらせるんだろう
水着に着がえた君に集まる
男の視線に優越感

今日はプール日和                  G D
今日はプール日和                  Em C
君と漂いながらいつまでも      C G
浮かんでいたい                     Am7 D7

君と手と手を取り合って
水の中へともぐれば
人々の身体は標本のように
青白くなって揺れていた

流れるプールでラッコになって
浮き輪を抱いて流されていると
平和よありがとうと言いたい気持ちになる
日本に生まれてよかったな

今日はプール日和
今日はプール日和
人と人の間を縫いながら
流れていたい

僕の背中に君を乗せて
親子の亀のように
泳げるかなと思ったけれど
やっぱり僕は人だった

君に強くしがみつかれて
僕はカタくなった
そのとき運悪く十分間の
休憩になってシマッタ

今日はプール日和
今日はプール日和
君と漂いながらいつまでも

今日はプール日和
今日はプール日和
君と漂いながらいつまでも
浮かんでいたい




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