1997/10/10

タナベからの手紙 5/28

key=A

つい三日前の土曜日に引っ越しました         A    Amaj7
これからは東京へ出る度に                                A7    D
荒川を越えて行きます                                      Bm    Bmaj7
ちょっと都心から遠くなったのは不便です     Bm7    E7

けど生活するには良いことが
たくさんあります
大型スーパーがあるとか
路上駐車がしやすいとか

公園が多いとか
空が広々しているとか
けど工場が多い街なので
残念ながら空気は悪いですけど

あれですね 川を越える時って                 F#m    D
なんか不思議な感慨が 感慨が              E
感慨がありますね                                         A

うまくは言えないんですけど
上り列車で行くときは
さあ東京へ行くぞってやる気を
起こさせてくれるし

帰りは川を越えたとたんに
ホッと落ちつくし
けどそんな簡単な気分ではない
別の感動を覚えます

あれですね 川を越える時って
なんか不思議な感慨が 感慨が
感慨がありますね

それは荒川に限らず
東横線で多摩川を越えるときも
新幹線で大井川でしたっけ?
それを越えるときも

ついボーっと川を眺めて
物思いにふけってしまいます
それって僕だけですか?
それって僕だけですか?

それってまだ橋のない時代の昔の人達が
やっとの事で大きな川を越えた
苦労と感動の名残りが心の何処かに
残っていたりしいてるからなんでしょうか

それとももしも人が死んで霊魂が
三途の川を越えてあの世に行き
そして僕らに生まれ変わるなんてことが
本当にあるんだとしたら

かつて三途の川を渡った時の
記憶が呼び戻されて
僕は川にノスタルジーを
ノスタルジーを覚えてしまうからなんでしょうか

まあそれは考えすぎとして
僕は電車から見える
荒川の夕焼けがとても好きです

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