2004/03/03

key=E 

合戦(かっせん)のあとの                 E  B7
まだくすぶっている炎のように     A  E
僕の心に消えない火がある            G  B7/F#  E

燃えかすにも見える その火は
新たな火種をさがして
だいだい色の光をともしている

風さえ吹けば ひと筋の風さえ吹けばまた       A  Am
燃え上がれるだけのしたたかさでもって           E C#m
僕の火は胸に あかりをともし続けている          A  Am
くすぶり続けている                                                C  B7

今にも消えそうで                      E  B7
なかなか消えない線香の          A  E
燃え先のような火                      G  B7/F#  E

思えば僕は
花火をあげようとばかりしていた
パーッと咲かせようとしていた

けれど花火じゃなく
小さな種火から 街をも
燃やし尽くしてしまうような

火事を起こさなけりゃ  結局は何も
変わらないのだということに気づく
小さな火の粉が 枯葉に落ちて
冬の山を 燃やし尽くすこともある

花火は 若さの 特権だ
僕はしぶとく消えずにいるしかない

まわりくどい言い方に なってしまった
要するに僕はまだ燃えている
まだ燃えているんだ
人からは消えかけているように
見えていたとしても

合戦(かっせん)のあとの
まだくすぶっている炎のように
僕の心に消えない火がある



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